1月~3月 土づくり

オーガニック栽培に欠かせないのが「土づくり」です。土壌の健全性を保ち、土壌そのものの力を十分に発揮できる環境をつくる必要があります。播種するよりも前、まだ寒い時期からそのための下記のようないろいろな準備を始めます。

  • 丹波篠山市は、冬には雪が積もることもあります。その時期から畑の準備が始まります。
  • 雪が解けて季節が春に近づいてくるころ、いよいよ本格的な作業に取り掛かります。冬の間の硬くなった土をトラクターでほぐして柔らかくしていきます。虫や鳥たちも動き始めます。
  • 次に土質改良のために、竹チップと竹炭を土に混ぜていきます。そして豊かな土にするために有機肥料を撒布してから、改めて土を掘り返して柔らかくする作業をします。
  • ようやく土が整ったら、最終的にしっかりと耕して(本耕)平らにし、そのうえで「畝立て」をして「黒マルチ」をはっていきます。ここまででおよそ3カ月もかかる準備期間となります。